一般的にお供え物の基本が五供(ごく)・・・香、お花、灯燭(とうしょく)・灯明(とうみょう)、浄水(じょうすい)、飲食(おんじき)の五つのお供えです。
又、法事、お盆、お彼岸、正月、祥月命日等にお膳をお供えします。(浄土真宗・真宗はしません)他に、もち、菓子、果物等がございます。
※浄土真宗・真宗ではお供え物の基本はございません。全てが仏の徳を称える為の荘厳(荘厳は我々を教えるための法具です。)お仏飯、浄水(華瓶に樒)、香、お花、灯明、おかざり全て仏法を聞く準備なのです。
法事・お盆・お彼岸・正月・祥月命日・お取り越し等には華束(けそく)もち(丸もち)で、菓子(落雁)や果物を『おそなえ』とする事もあります。おそなえと言う行為は仏に対する敬意の表現でもあります。教えられるという面と、尊敬するという面と両面あるように思います。
又、頂き物や故人の好物、初物等は、先ずお仏壇の前や横にお盆の上等に置き、礼拝がすみしだい召し上がっては如何でしょうか。
地域、宗派によってこの限りではございません。お手次のお寺様にお尋ねするのも一つではないでしょうか。